ぜんそく・長引く咳

気管支喘息

気管支喘息は、空気の通り道である気道に炎症が起きる病気で、“ゼイゼイ”“ヒューヒュー”という喘鳴(ぜんめい)が症状の特徴です。
気管支喘息の患者さんの気道は過敏になっており、アレルゲン(ダニやハウスダストなど)やウイルス、タバコや冷たい空気などによる刺激が加わると、気道は狭くなります。気道が狭くなると、せきが出たり息苦しくなったりします。

気管支喘息の原因

気管支喘息では、アレルギーや大気汚染だけでなく、風邪などのウイルス感染も発症や悪化の引き金になることがあります。

気管支喘息の治療

抗原回避(アレルゲンを排除して、近づけない環境整備)をし、喘息治療薬を適切に用いて治療していきます。
喘息の治療薬には、発作を予防するために毎日定期的に使う長期管理薬(コントローラー)と、発作が起きた時にその症状を鎮めるために頓服的に用いる発作治療薬(リリーバー)があります。

  • 発作を防ぐための薬:吸入ステロイド薬、効果が長く持続するタイプの気管支拡張薬(β2刺激薬、テオフィリン薬など)、ロイコトリエン受容体拮抗薬
  • 発作を鎮めるための薬:速効タイプの気管支拡張薬(β2刺激薬)、経口ステロイド薬

喘息日誌で自己管理

喘息治療で大切なのは、自分の体調をいつも把握し、自己管理を心がけることです。
その方法の一つとして、「喘息日誌」を毎日つけるのが効果的です。
喘息日誌には、

  • 発作の状況
  • 薬の使用頻度
  • 治療の記録

などを丁寧に記します。
この日誌は、喘息発作が何をきっかけになるのかを客観的に把握したり、薬の飲み忘れ・飲み過ぎを防いだりするのに有効です。また、医師が治療方針を決めるにあたっての情報としても、とても役立ちます。

長引くせき

風邪やインフルエンザをはじめとする感染性疾患の場合、せきが8週間以上(2ヶ月)以上続くことは、ほとんどありません。こうした場合に何が疑われるかと言えば、やはり呼吸器疾患です。呼吸器疾患はせき症状を呈することが多く、これが8週間以上続いたら、アトピー咳嗽、咳喘息や気管支喘息、上気道咳症候群などが疑われますので、早めの受診をお勧めいたします。

遷延性咳嗽と慢性咳嗽

3週間以上続く咳を「遷延性咳嗽(せんえんせいがいそう)」、さらに長引く咳で8週間以上長引いている咳を「慢性咳嗽(まんせいがいそう)」と言います。
遷延性咳嗽や慢性咳嗽の原因疾患としては、以下のようなものが考えられます。

  • 副鼻腔気管支症候群
  • 咳喘息
  • アトピー咳嗽
  • 胃食道逆流症
  • 感染後の咳 など

せきが長引いているなと思われたら、早めにご相談ください。

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