COPD(慢性閉塞性肺疾患)

主な原因はタバコで、60歳以上の人に多い病気です。したがって、治療にはまず“禁煙”が大切です。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、タバコの煙などの有害なガスを長い月日にわたって吸い込むことによって、空気の通り道である気道(気管支)が狭くなったり、気道の先端にある肺胞(酸素と二酸化炭素の交換を行う組織)が壊れたりしてしまう病気です。

そのため、酸素を吸って二酸化炭素を排出する「ガス交換」の効率が悪くなり、息切れが起こるのです。COPDの進行はゆっくりではありますが、一度壊れた肺胞は元には戻りません。

COPDの症状

COPDは、せきや痰が出るようになるとともに、体を動かしたときなどの息切れが生じるのが特徴です。階段や坂道を上がったりすると、息苦しくなります。しかし、こうした症状が現れるのは、COPDがある程度進行してからです。気づかないうちに、肺の障害は進んでいるのです。
COPDが疑われる時は、「スパイロメーター※」という機器を使って、肺の機能がどのくらい保たれているかを検査します。当院では、一秒間に呼出できる空気の量から“肺年齢”を算出し治療効果の判定に用いています。

※スパイロメーター:肺の容積や、空気を出し入れする換気機能のレベルを調べる検査です。以下のような項目(肺気量分画)について調べ、その結果により肺機能を診断します。

肺活量――空気を胸いっぱいに吸い込んで、それをすべて吐き出した時に、どれだけ多くの空気を吐き出したかの量。
%肺活量――年齢や性別から算出された予測肺活量(基準値)に対しての、実測肺活量の比率。
努力性肺活量――胸いっぱいに息を吸い込み、一気に吐き出した空気の量。
1秒量――努力性肺活量のうちの最初の1秒間に吐き出された空気の量。
1秒率――努力性肺活量に対する1秒量の比率。

COPDの治療

タバコを吸っている人は、まずはとにかく禁煙が望まれます。
加えて、せきや息切れを軽くするために、効果が長く持続するタイプの気管支拡張薬を使います。
COPDが進行すると、薬物療法だけでなく、呼吸リハビリテーションや在宅酸素療法(機械を使って、自宅で酸素を吸入する治療法)が必要になってきます。

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